パワーランキング2015年2月17日

Snakeの評価は間違っていた。

Snakeはやがて上位チームに敗れるだろうと、私たちは一様に考えていた。
しかしSnakeは常に相手を上回り、毎夜最高のパフォーマンスを発揮している。
他チームが自身のシナジー問題を解決できればSnakeを上回ることは可能だろうが、さてどうなることやら。

Snakeの他にも、世界ランキングにいくつか大きな変化が見られた。
地域別に言えば、China、NA、EUすべての中位に変動があったが、トップは安定している
―IEMやMSIは私たちが期待する通り面白くなりそうだ。

最後に、先週と同様パワーランキングに新たな地域を追加した。
これからはJapanにも加わってもらうことになる。
繰り返しになるが、彼らがトップ20に食い込んでくるとは思っていない。
しかしその可能性を排除もしない。
私たちは他の地域も適宜追加していくつもりだ。どの地域を追加して欲しいかコメントで知らせてもらいたい。

それでは、前回からの変化を見てみよう。

 

KOREA

  1. GE Tigers (7-0) [14-2]
  2. SKTelecom T1 (4-3) [9-7]
  3. Jin Air Green Wings (4-3) [11-7]
  4. CJ Entus (5-2) [10-7]
  5. Najin e-mFire (3-4) [8-9]
  6. KT Rolster (2-5) [5-11]
  7. Incredible Miracle (3-4) [7-9]
  8. Samsung Galaxy (0-7) [2-14]

(Match Score) [Game Score]

試合結果

先週Koreaではファンたちが待ちに待った大一番が行われた
―SKTelecom T1対GE Tigersだ。

Tigersは接戦を制し無敗のトップの座を守ったが、SKTはGE tigersを限界まで追い詰めた。
最近の彼らのパフォーマンスに加えこの結果を考えれば、SKTがKoreaの2番手だと認めざるを得ないだろう。

一方Jin AirはKT Rolsterに敗れ、またしても不覚を取った。
私たちはJin Airの順位をKoreaの中では落とさないことにしたが、世界ランキングでははっきりと下げた。
CJ Entusは5-2の成績にも関わらず、残念ながら4位のままだ。
CJの安定感はJin Airに勝っているが、好調時のJin AirはSKTさえ上回ることは証明されている。
したがってJin Airはその不安定さを差し引いても、CJよりも上位を保っている。

 

CHINA

  1. Edward Gaming (9-1-0)
  2. OMG (6-0-4)
  3. LGD Gaming (5-3-2)
  4. Snake (6-0-4)
  5. Invictus Gaming (5-3-3)
  6. Vici Gaming (3-3-4)
  7. Star Horn Royal Club (3-5-2)
  8. Team King (2-6-2)
  9. Gamtee (1-4-5)
  10. Master3 (2-5-3)
  11. Team WE (0-6-4)
  12. Energy Pacemaker (0-6-3)

(勝-負-引き分け)

試合結果

Chinaの上位4チームに変動はないが、彼らは世界ランキングの中で上昇基調にある。
前述の通り、Snakeは過小評価を受けていた。
彼らはEDGを倒した唯一のチームであり、負けた試合もすべてリーグの上半分のチームに対してのものだ(Kingを除いて)。
SnakeはOMGやLGDを追い越しはしないものの、下位のチームと比べて非常に強く感じる。

一方Kingは転落中だ。LGD相手に金星を挙げたことを除けば、彼らはLPLのmetaに適応できていない。
Viciは調子を上げていて、彼らが世界王者を2人擁しているというだけではない、本当に一流のチームとなれるのかどうか注目したい。

 

NORTH AMERICA

  1. Team SoloMid (7-1)
  2. Counter Logic Gaming (6-2)
  3. Cloud9 (4-4)
  4. Gravity (4-4)
  5. Winterfox (4-4)
  6. Team Impulse (4-4)
  7. Team Liquid (4-4)
  8. Team Dignitas (3-5)
  9. Team8 (3-5)
  10. Team Coast (1-7)

試合結果

ああ、決着がついた。TSM対CLGは期待以上のものだった。
CLGは試合の大部分で勝っていたように見えたが、その後立て続けにthrowした。
TSMのコーチLocoDocoでさえもゲームの大半はCLGが上回っていたことを認めたのだ。
したがってまだ両チームの評価を大きく隔てることはできない。
そしてNAの中位グループはとんでもない混戦模様だとはっきり言っておこう。
他のチームに関しては自信を持てないのだが、私たちはこの中ではCloud9が一番のプレイをしたと考えている。だが彼らもいまだ安定性を大きく欠いている。
彼らをNAのJin Airと呼んでもいいだろう。

とにかくどのチームもTSMとCLGを捉えるまでの道のりは長い。
NAは一騎打ちの様相を呈している。

 

EUROPE

  1. SK Gaming (8-0)
  2. Fnatic (6-2)
  3. Unicorns of Love (5-3)
  4. Elements (4-4)
  5. Copenhagen Wolves (4-4)
  6. H2K (4-4)
  7. Gambit Gaming (3-5)
  8. Team ROCCAT (3-5)
  9. Giants Gaming (2-6)
  10. MeetYourMakers (1-7)

試合結果

一騎打ちといえば馬の話だが、Unicorns of Loveが突如EUの3番手に躍り出た。
とは言え残念ながらUOL以外に目立ったチームはない。
UOLのmid lanerであるPowerOfEvilは、NukeDuckを叩きのめしてROCCATに圧勝したことからも、真のスーパースターとなりつつあることがわかる。
Wolvesは明らかに上昇基調にある。
そしてElementsは私たちが危惧していた通り、苦境に陥っている。

EUの情勢はNAよりははっきりしているが、まだ何が起こるかわからない。
FnaticはSK Gamingと相対する。
Fnaticの勝利が、無敗のLCSシーズンというSKの野望を打ち砕くかもしれない。
しかしSKが勝てば、EUのすべてのチームを倒したことになり、野望の半分を達成する。

下位のチームについて語ることはそれほどないが、Gambitが復活するかもしれない。
P1noyはトップレベルのADCらしいプレイをし、Diamondproxもついに調子を戻したように見える。
ここから進歩があれば、Gambitがプレーオフへの参加を果たすこともあり得る。

 

TAIWAN

  1. Yoe Flash Wolves (9-1)
  2. Taipei Assassins (11-1)
  3. Hong Kong Esports (8-3)
  4. AHQ e-Sports Club (7-5)
  5. Midnight Sun Esports (3-9)
  6. Logitech Snipers (5-6)
  7. Never Give Up (4-8)
  8. Dream or Reality (0-14)

試合結果

IEM Taipeiにおいて立て続けの3連勝でTPAに逆転勝利したことから、私たちはYFWがTaiwanで一番のチームだと考えた。
そして今彼らはホームでもそれを証明して見せた。
Flash Wolvesは比較的簡単にTPAを下し、シーズン9勝目を挙げた。

HKEはDinTerをSmurphにメンバーチェンジすることで状況の改善を図ろうとしているが、まだチームと息は合わないようだ。

 

BRAZIL

  1. INTZ e-Sports (3-0-2)
  2. Keyd Stars (3-0-2)
  3. paiN Gaming (2-0-3)
  4. CNB e-Sports Club (2-2-1)
  5. KaBuM! Black (1-0-4)
  6. KaBuM! Orange (1-3-1)
  7. Dexterity Team (1-4)
  8. JAYOB e-Sports (0-4-1)

(勝-負-引き分け)

試合結果

JAYOB e-SportsがADC代用により2ポイントの処罰を受けるという、rift外での波乱があったもののBrazilの上位チームは対戦相手をきっちり下し、先週と同じランキングを維持した。
INTZとpaiNはそれぞれ、DexterityとKaBuM! Orangeに特に強いようだ。
paiNはWeek5にして、今まで彼らが欠いていたチームシナジーを見せ始めた。

KaBuM! BlackはBrazilで最も不可解なチームだ。
もし最初に4ポイントのペナルティーがなければ、6勝4敗の彼らは7ポイント持っているはずだった。
ときにBrazilで一番と思えるような集団戦を見せるが、チーム構成の面で問題を乗り越えられていないように思え、堅実に成長を続けるCNB e-Sports Clubと1-1で引き分けた。

 

JAPAN

  1. DetonatioN FocusMe (3-1)
  2. DetonatioN RabbitFive (4-0)
  3. 7th Heaven (3-1)
  4. Rascal Jester (1-3)
  5. Ozone Rampage (1-3)
  6. Salvage Javelin (0-4)

試合結果

LJLが4週目を迎えた今、上位と下位ではっきり明暗が分かれている。
前シーズン2位のRascal Jesterと古参チームOzone Rampageは期待外れで、Salvage Javelinはこれまで一つも勝利を挙げられていない。
7th heavenの活躍は意外だった。
彼らは他チームの辞退によってリーグに参加できた新興チームであるにも関わらず、その集団戦の強さとlaneでの個人技を見せつけてきた。

しかしもちろんトップにランキングされるのはDetonatioNの2チームだ。
RabbitFiveは唯一無敗を誇るチームではあるが、多くの試合で苦戦し、勝利を引き寄せるのに苦労してきた。
それとは対照的に、FocusMeは勝利した試合すべてにおいて一方的だった。
7th heavenに対しては自身唯一となる敗北を喫したものの、その直後JCG Grand Championship semifinalで彼らを2-0で下している。
今週RabbitFiveとFocusMeは、今年初めて対戦し、その翌日JCG Grand Championship finalsでも相見える。

RabbitFiveがFocusMeを倒せば、彼らがランキングの頂点に相応しいということを証明できるだろう。

 

INTERNATIONAL

  1. GE Tigers (7-0)
  2. Edward Gaming (9-1)
  3. SKTelecom T1 (4-3)
  4. OMG (6-0-4)
  5. LGD Gaming (5-3-2)
  6. Snake (6-0-4)
  7. Jin Air Green Wings (4-3)
  8. SK Gaming (8-0)
  9. CJ Entus (5-2)
  10. Invictus Gaming (5-3-3)
  11. Najin e-mFire (2-4)
  12. Vici Gaming (3-3-4)
  13. Star Horn Royal Club (3-5-2)
  14. Team SoloMid (7-1)
  15. Counter Logic Gaming (6-2)
  16. Fnatic (6-2)
  17. Yoe Flash Wolves (9-1)
  18. Taipei Assassins (11-1)
  19. KT Rolster (2-5)
  20. Unicorns of Love (5-3)

GE Tigersは相変わらずKorea最強のチームだ。
しかしChinaのLGDとSnakeは、他のアジア勢に見られるような弱点が少なく、成長を続け順位を上げている。
Jin Airがトップクラスのチームだと認められるためには、その不安定さを何とかしなければならない。
Koreaの一週間休み明けに、CJ EntusやJin Airの進歩の有無が明らかになるだろう。

今の時点では、Unicorns of Loveは本物だと言っていいだろう。
EUのプレイヤーは皆Unicorns of Loveが彼らを破るまでROCCATがトップ4に入るチームだと感じていただろう。
そしてElementsは急落した。今やSK Gaming、Fnatic、Unicorns of LoveがEUを支配しているようだ。