パワーランキング2015年3月17日

IEM Katowiceは私たちの国際ランキングを大きく揺るがした。
プレーオフやMid-Season Invitationalも近づき、来週は何が起こるのだろうか?

 

パワーランキングの主な目的は、チーム同士が戦ったとき何が起こるかを推測することだ。
特に興味深いのが国際ランキングで、私たちは限られたデータから結果を予想する。

各地域の力関係をより正確に判断することができる国際トーナメントの直後こそが、私たちにとって一番楽しいひとときとなる。
各リーグの再開を待たなければIEM Katowiceの持つ意味を完全につかむことは出来ないが、はっきりと分かったこともある。

2014年のSamsung Whiteのように突出したチームは断じて存在しないということだ。
GE Tigersは馬脚を露したとまでは言えないが、KoreaのチームはKatowiceでの期待には添わなかった。
一方Team WEはまったく新しいメンバーで、予想をはるかに上回った。

KOREA

  1. GE Tigers (10-0) [20-2]
  2. SKTelecom T1 (7-3) [15-9]
  3. Jin Air Green Wings (5-4) [13-9]
  4. CJ Entus (6-3) [12-9]
  5. NaJin e-mFire (4-6) [11-13]
  6. KT Rolster (2-7) [6-15]
  7. Incredible Miracle (3-6) [8-13]
  8. Samsung Galaxy (1-9) [4-19]

(Match Score) [Game Score]

普段のパワーランキングを1週間休んだため、2週間前の変化を語ることが出来なかった。
幸いLCKに変化は起こらず、順位に変動は無い。
Jin Airは戦績ではCJに劣るものの、好調時の強さから私たちは彼らが優位にあると考える。

IEM Katowiceの結果を反映してCJとGEの順位を動かすのは、彼らのLCKでのパフォーマンスを確認してからにしようと思う。

 

CHINA

  1. Edward Gaming (11-1-3)
  2. OMG (8-0-8)
  3. Snake (7-1-8)
  4. LGD Gaming (6-4-6)
  5. Invictus Gaming (5-5-6)
  6. Vici Gaming (4-3-9)
  7. Master3 (4-6-7)
  8. Star Horn Royal Club (4-8-4)
  9. Team King (4-6-7)
  10. Gamtee (1-5-10)
  11. Team WE (1-8-6)
  12. Energy Pacemaker (1-8-7)

Record format is (W-L-T)

試合結果

ChinaだけはIEM Katowiceの間も試合が行われた。
大きな変化はなかったものの、Invictus Gamingは着実に進歩し一流チームの仲間入りを果たした。

Team WEを11位に置いたのを見てあざ笑う人も多いだろうが、Team WEはシーズン中ずっとひどい有り様だったのだ。
彼らの世界での活躍を考えると、新しいrosterに期待は持てるものの、Chinaの全体的なレベルにはまだ及ばない。
これについては後述する。

降格する可能性すらあるものの、Team WEがここから這い上がり続ければ当然ランキングでの順位は上がるだろう。
今はまだこのチームの潜在能力は未知数だ。

 

NORTH AMERICA

  1. Team SoloMid (11-3)
  2. Counter Logic Gaming (10-4)
  3. Team Impulse (8-6)
  4. Cloud9 (9-5)
  5. Team Liquid (7-7)
  6. Gravity (7-7)
  7. Team8 (7-7)
  8. Winterfox (5-9)
  9. Team Dignitas (5-9)
  10. Team Coast (1-13)

Lustboy、私たちには確かに君が見える。(参考:Lustboyがよくやる顔を隠す仕草
だがLustboyがTSMをIEM Katowice優勝に導いたので、残念ながら対戦相手たちには無理だったようだ。
国際ランキングのパネリストは、その『Bjergsenを育てる』プレイスタイルでTSMが勝ち抜けられるかどうかを疑問視していた。
しかしSantorinとLustboyの両名が週末を通して大きく成長し、TSM待望の世界大会優勝を後押ししたのだ。

一方・・・Cloud9の見せ場はほとんど無かった。
彼らはGE tigersに手早く完敗し、その後yoe Flash Wolvesに片付けられた。
これがただちに地域のランキングに影響を与えるわけではないが、もはやNorth Americaの希望はCloud9ではなく、TSMであることは明白だ。
このままではCloud9はNAプレーオフで苦戦を強いられることになるだろう。

加えて、Team8とTeam Impulseに敗れたTeam Liquidの転落は止まらない。
彼らはPigletを起用していまだ1勝しか挙げられていないのだ。

 

EUROPE

  1. SK Gaming (11-3)
  2. Fnatic (10-4)
  3. H2K (10-4)
  4. Gambit Gaming (8-6)
  5. Unicorns of Love (7-7)
  6. Copenhagen Wolves (7-7)
  7. Elements (5-9)
  8. Team ROCCAT (5-9)
  9. Giants Gaming (4-10)
  10. MeetYourMakers (3-11)

王者が陥落したとは言えないが、EUが多くの課題を抱えていることは明らかだ。
yoe Flash Wolvesは攻撃の起点となるFORG1VENGREのチャンピオンをbanすることによって、SK Gamingがその強さを発揮する大胆不敵なプレイスタイルを封じ込めた。
FORG1VENGREが無力化され、fredy122の欲張ったプレイが咎められ、Svenskerenの悪いプレイに付け込まれ、彼らにとって簡単だったはずのグループステージ突破は叶わなかった。

そしてGambitはEUでの長い連勝の後、勝ちに見放されつつある。
果たして今EUの競技レベルは如何ほどのものなのか。
そして各チームはその整合性の無さをどのように解消するのだろうか。

 

TAIWAN

  1. Yoe Flash Wolves (16-1)
  2. Taipei Assassins (17-2)
  3. Hong Kong Esports (13-5)
  4. AHQ e-Sports Club (10-8)
  5. Midnight Sun Esports (4-13)
  6. Never Give Up (6-13)
  7. Logitech Snipers (7-11)
  8. Dream or Reality (0-20)

 試合が行われなかったためランキングに変化は無いが、勝利した試合におけるyoe Flash Wolvesは確かに印象的だった。
しかしながらBest of 1を2回勝ち、TSMにやっと1ゲーム勝利しただけの彼らには、そのパフォーマンスを維持していくことが重要だ。
とは言ってもTaiwanに寄せられた期待、国際イベントへの参加の少なさを考えれば、私たちにとって良いサプライズだったと言えるだろう。

 

BRAZIL

  1. INTZ e-Sports (5-0-2)
  2. Keyd Stars (5-0-2)
  3. CNB e-Sports Club (3-2-2)
  4. paiN Gaming (2-0-5)
  5. KaBuM! Black (1-2-4)
  6. Dexterity Team (1-5-1)
  7. KaBuM! Orange (1-4-2)
  8. JAYOB e-Sports (0-5-2)

Record format is (W-L-T)

Brazilではレギュラーシーズンが終わってしまったため、今週土曜日にプレーオフが始まるまでCBLoLに動きは無い。
レギュラーシーズン中のパフォーマンスを考えれば、間違いなくKeyd StarsとINTZ e-Sportsが本命だ。
CBLoLプレーオフを誰が制することになっても、International Wildcard Invitationalにおいて大きな期待を背負うことになるだろう。

 

JAPAN

  1. DetonatioN FocusMe (8-2)
  2. DetonatioN RabbitFive (7-3)
  3. 7th Heaven (6-4)
  4. Ozone Rampage (5-5)
  5. Rascal Jester (4-6)
  6. Salvage Javelin (0-10)

試合結果

レギュラーシーズンは終了し、パワーランキングはこの上なく明確になった。
最後の3試合の幕開けは1位を争うDetonatioNの同士討ちで、FocusMeはベストを尽くした。
Cerosのmid laneでの強さとAstaroreのjungleプレッシャーは以前より更に向上し、スイッチから試合終了に至るまで全体を通して彼らが優位にあったようだ。
そしてさらに重要なのは、Aniviaが招いたRascal Jesterへの敗北以来、彼らがその自惚れを捨て去ったことだ。
彼らは日本代表の大本命としてシーズンを開始したが、今やそれは一層明白となった。

 

INTERNATIONAL

  1. Edward Gaming (11-1-3)
  2. OMG (8-0-8)
  3. Snake (7-1-8)
  4. GE Tigers (10-0)
  5. SKTelecom T1 (11-3)
  6. Team SoloMid (11-3)
  7. Jin Air Green Wings (5-4)
  8. LGD Gaming (5-3-4)
  9. Invictus Gaming (5-5-6)
  10. Counter Logic Gaming (10-4)
  11. CJ Entus (6-3)
  12. Vici Gaming (4-3-9)
  13. Yoe Flash Wolves (13-1)
  14. SK Gaming (11-3)
  15. Najin e-mFire (4-6)
  16. Fnatic (10-4)
  17. Team Impulse (8-6)
  18. Taipei Assassins (14-1)
  19. H2K (10-4)
  20. INTZ e-Sports (5-0-2)

これはどうにも難しかった。
そしてMid-Season Invitationalまではこれがどのくらい正しいのか、あるいは間違っているのか知る由もない。
だがそれはすぐそこまで迫っている。

そう、Chinaの3チームがGE tigersより上に位置している。
LPLで11位のTeam WEに対する敗北の中で、GEは2試合目ひどいチーム構成をして調子を崩し、3試合目にも敗れた。
仮にTeam WEがChinaで4,5番目くらいの強さを発揮したのだとしても、ChinaにはIEMで同じ結果を残せたであろう強いチームがたくさんある。
―あるいは決勝でTSMを破った可能性すらも。

なぜTSMの順位がこんなに高いんだ?こんなに低いんだ?
両方が問われると思うが、答えは残念ながらはっきりしない。
TSMはとても素晴らしかったが、IEM Katowiceの形式では結論を下すことは出来なかった。
IEMで主に分かったことは、Taiwanは本物だということ、TSMは本当に強いということ、Chinaは底が知れないということ、Koreaは強いが一歩退いたということ、そしてEUには多くの課題があるということだ。

TSMは自分たちのみならず他のNorth Americaのチームの株をも上げたが、Chinaからのちゃんとした代表、Koreaの他の多くのチームを差し置いて、彼らを世界一のチームだと認めるつもりはない。

SK Gamingは馬脚を露した。
彼らの明白な弱点であるmap visionよりも大きな問題は、プレイメイクをFORG1VENGREに頼り切っていることのようだ。
SKの他のメンバーではその役割を果たせないため(ルーキーシーズンにあって堅実にプレイしてきたFoxを除いて)、より多くのチームが彼らのスターADCをbanで封じてくるようになったとき、彼らは苦戦を強いられるだろう。
彼がもっと他のcarry marksmanを習得しない限りは。

元記事
http://na.lolesports.com/articles/power-rankings-3172015